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子供の頃、わたしはサラダにドレッシングをかけたことがなかった。ところが、小学校3年か4年の調理実習で、フレンチドレッシングをつくったところ、そのおいしさに衝撃を受けた。
ちょうどドレッシングを切らしていたことに気がついたので、この機会にまたつくってみようとおもった。でも以前フレンチドレッシングを適当に調合したところ、まずくはないが適当な仕上がりになってしまったこともおもいだして、一応きちんと調べてからつくることにした。
そして、満を持した出来上がりはまたもや「うん……まずくない」。
そりゃあの頃から比べると、ずいぶんいろいろなものを食べてきているのだから、今更フレンチドレッシングに感動しようとしたって無理なのかもしれない。
でも、あの日の家庭科の教科書が、究極のフレンチドレッシングのレシピを載せていた可能性だって決してなくはないはず。現代っ子の家庭科にフレンチドレッシングはまだ健在なのか? 噂によると「こふきいも」は姿を消したらしい。
このままでは、わたしのなかの「想像を超えない味」リストにフレンチドレッシングが入ってしまう。このリストは、見た目や匂いがすごくおいしそうだけども、いざわくわくして食べてみると、ああ……そうこんな感じやったなー、とトーンダウンしてしまう食べものだ。だから、一時の食欲に惑わされて無駄にカロリーを摂取するな! と自分への注意喚起に役立つ。
ちなみに、現在殿堂入りしているのはクレープとフレンチトースト。(あくまで個人の嗜好です)
実はわたし、フレンチっていう響きに弱いだけなのだろうか。
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