オモテウラ
ぬーすんだバーイクで、と歌うたびに、わたしの人生に足りないものをおもいしる。
友人がフェイスブックをはじめたらしい。
コミュニケーションの意欲に関しては、わたしと似たり寄ったりの性質の彼女が参戦。わけもなく焦る。
わたしはフェイスブックを見たことがないのだが、勝手に知り合いを探して紹介してくれるシステムがあるそうだ。
彼女の場合は、真っ先に彼女の旦那さんを紹介されたらしい。なにも毎日顔を合わせているひとと繋がらんでも。彼女もそうおもい、放置していたが、ある日旦那さんから「お友達になりましょう」とお知らせがきたという。
同級生とか探せんねやろ? とわたしが訊くと、「らしいなぁ。興味ないけど」と彼女。
「最初に旦那がでてきたところがマックスに面白かった」ため、気が済んでしまいほったらかしになっているとのこと。
大海原に漕ぎだした挙句、家庭内。素敵な話だ。そうそう世界は変わらない。
でもわたしが今、盗んだバイクで走り出しちゃったりしたら、それこそ戻れない世界を味わうことになる。盗んだ上に無免許だ。
世界は簡単に変わる。
世の中のひとはいろんなことを言うけれど、殆どが本当のことだからややこしい。
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