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とっしょり

どんなに頑張っても「きゃりーぱみゅぱみゅ」って言えないんだけど、あれはやはり若いひとだと問題ないのだろうか。
 
赤ぱみゅぱみゅ青ぱみゅぱみゅ黄ぱみゅぱみゅ!
 
 
前に、バス車内で後ろの女子高生の話をぬすみ聞きしていたら、その子が
 
「最近、久しくつけまなんかつけてへんわー」
 
と言うのを耳にして衝撃を受けたことをおもいだす。
 
つけまつげを略したことより、女子高生も「久しく」って言うのか!という驚き。「久しく」と「つけま」にはなんとなく距離を感じていた。
 
 
未だにわたしのなかで、つけまつげ自体も昔のアイテムぽい印象がある。お母さんの若い頃、的な。
 
そう母に話したら、鼻で笑われた。
あんたも年寄りやなぁ。
 
母が年寄り、と口にする時は「とっしょり」と聞こえる。

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邂逅

ライブに行った。
 
その前に過去のライブレポートをインターネットでチェックしていると、「隣のひとの歌声がうるさかった。口パクがマナーだろう」と書いている方がいた。
 
ショック! わたし今まで普通に歌ってた!

なので今回は気をつけていたのだが、やはり苛々がたまる。「everybody say!」的な場面で、気持ちわるいテンションではじけてしまったかもしれない。
 
でもご安心を。左隣の方も結構ノリのいい感じで、手拍子したり身体を揺らしたり、なかなかのソウルフル。しかし、かなりの頻度でお互いの腕がぶつかって絡まる。
その度に目で謝りあっていたのだが、ある曲をきっかけにわたし達が同志であったことに気づく。
 
 
その曲の手拍子は、いつも通りのパンパンパン…ではなくて、パパン パンなのだ。わたしのなかでは。
 
そして彼女のなかでも。
 
やっぱり!という表情を浮かべた左隣の彼女の掌が高らかに鳴る。徐々に力が入ってきたわたしの掌も痒くなる。通り一遍のリズムを刻んでいるんじゃねぇ! 会場の人々よ!
 
それからは、足を踏もうと肩が当たろうと、わたし達はライブに集中し続け、アンコールの後に爽やかに謝りあって別れた。
 
今後も自分の手拍子に自信を持とう。
ありがとう、左隣の天使。お陰で帰りの夜道も寒くないよ(それは嘘だ。凍えた)。

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新春におもう

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 
カレンダー通りに休みがある仕事をしたことがない。そのせいで、わたしは祝日にかなり疎い。
あれ? 今日忙しいなー。祝日だ! …的な。
 
最近は時計の調子がわるく、携帯電話のアラームで起きているので、朝イチで待ち受け画面の日付表示が目に入る。それで、今日が振替休日だということを知ったのだ。
 
そっかぁ…。昨日の元旦は日曜日だったものね…。
 
しかし、こんなに哀しい振替休日があるだろうか。
 
お正月休みの真っ只中にいる人々はいまさら祝日の存在などはどうでもよく、お正月に休めない人々にはハナから関係のない話。
でも、暦は律義にも日曜日にかぶった祝日を振り替えている。
 
 
頑張れ、1月2日の振替休日!
 
 
わたしも今日の日のように、密やかにささやかに頑張ろう。
あらためまして皆様、どうぞよろしくお願いします。

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