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せっかくだから

お茶フェスに行って、正しい煎茶の淹れかたを習う。

使わせて頂いた茶葉は100グラム2000円の品。そりゃどんな淹れかたをしたって美味しいでしょうよ! とはおもったが、予想を上回る旨味に感動した。

 
味の素的なものを混ぜたみたい…(台無し)。
 

3煎目を終えた茶葉は、ポン酢で食べる。しゃきしゃきしてほんのり苦い。野菜だ~。

美味しいなぁ、と急須に残った葉を残らず食べようとして、急に、あれっ、図々しいかな…と、気になった。もしかしたら試食程度?

そもそもそんなに沢山食べられるものでもないような…。

でもわたしが残せば処分されてしまう。迷いながらチマチマと茶葉を食べすすめていると、口のなかが次第にもそもそとなる。

お茶がほしい。すでにお腹がちゃぷちゃぷだけど。薄くてもいいなら、茶葉が残った急須にお湯を注げばいい。でも、憚られる。

最高のお茶の味を求めている先生の前で、そんな半端なことはできない。できないよ!

かといって、お湯を飲みはじめる勇気もわたしにはなかった。口直しみたいで。

 
結局、口も胃も変な感じになったが、どうすればよかったのか未だ決着がつかずだ。

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最強女子

先日、はじめて映画の試写会に行った。
 
本気で狙いにいって当たった懸賞(?)なんて、森永ダース・小沢健二のエンゼルの鍵以来。およそ15年振りの奇跡か。
 
まぁ田舎の映画館なので、舞台挨拶があったりする華々しいものではない。でもぎゅうぎゅうに人は集まっていたので、わたしにもちゃんとそれなりの運はあったはずだ。
 
 
タダ見は悪いとおもっていたのか、タダ故の大盤振る舞いだったのか、場内のポップコーン率が異様に高かった。映画が始まり、ちょっとした沈黙があるたびに、
 
パリパリパリパリ…
 
と、香ばしい音が波のように響き渡る。ちょっと怖い。
 
 
映画は、三谷幸喜監督の『ステキな金縛り』。もうね、ふかっちゃん(深津絵里)が可愛い。しみじみと奥行きある可愛さ。あんなスーツ、20代でもああは着こなせまいよ。
 
わたしは有名な俳優さんばかりが出演している作品は苦手なのですが(なんだか目線が定まらないから)、この映画は落ち着いて観られたな。もう一度観に行くつもり。

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