せっかくだから
お茶フェスに行って、正しい煎茶の淹れかたを習う。
使わせて頂いた茶葉は100グラム2000円の品。そりゃどんな淹れかたをしたって美味しいでしょうよ! とはおもったが、予想を上回る旨味に感動した。
味の素的なものを混ぜたみたい…(台無し)。
3煎目を終えた茶葉は、ポン酢で食べる。しゃきしゃきしてほんのり苦い。野菜だ~。
美味しいなぁ、と急須に残った葉を残らず食べようとして、急に、あれっ、図々しいかな…と、気になった。もしかしたら試食程度?
そもそもそんなに沢山食べられるものでもないような…。
でもわたしが残せば処分されてしまう。迷いながらチマチマと茶葉を食べすすめていると、口のなかが次第にもそもそとなる。
お茶がほしい。すでにお腹がちゃぷちゃぷだけど。薄くてもいいなら、茶葉が残った急須にお湯を注げばいい。でも、憚られる。
最高のお茶の味を求めている先生の前で、そんな半端なことはできない。できないよ!
かといって、お湯を飲みはじめる勇気もわたしにはなかった。口直しみたいで。
結局、口も胃も変な感じになったが、どうすればよかったのか未だ決着がつかずだ。
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