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ハムのひと

ショッピングセンターに行った。

エスカレーター前の特設会場で、お中元フェアが開催されていた。素麺などをちらりとみながら、足早に通り過ぎようとすると、結構な勢いで誰かにぶつかって転んだ。

ああっ、すみません!と言いながら、その方の顔を見上げると、なんと阿部寛。

ひいっ、阿部寛がなんで?!と瞬間的に心臓がひっくり返るほどときめいたが、勿論それは伊藤ハムの等身大パネルだった。

あまりのベタさに抜けた腰も戻らない。

建物にして地上12階建てほどの衝撃。その高低差を前に、うずくまる他に一体何ができようか。

しかしオトナになってからの転倒は、大地のその広さを目の当たりにして、唖然と言葉を喪うね。今回は屋内だったけれどもね。

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