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来年の手帳を選びに行く。
みなさまにも手帳に求める条件があるだろう。わたしの場合は、
- 葉書よりもひとまわり大きめのサイズ
- カバーはいらない
- 表紙は派手な色で手触りよし
- でも記入部分がカラフルなのはやだ
- 罫線はごくごく細い
- ウィークリーのメモ部分がたくさんある
- 六曜と月の満ち欠けがあると嬉しい
なのだが、今回はそれに加えてウィークリー部分がバーチカルタイプのものを使ってみたかった。そのため、オーディションは非常に難航し、売り場のお客さんが軽く5回転は入れ替わるほどに悩み続けていた。わたしはどうでもいいことほどよく悩む。
中身はこちらの手帳がいいな。でも、煉瓦色のようなオレンジの表紙も気になるなぁ…。あ、でもこれバーチカルじゃないや…メモも少ないぞ。
外見はこっちで、中身はあっちの!とおもうものがあったのだが、同じ会社の製品なのにそこは融通をきかせてはくれない。世界はわたしのために廻っていない。そんな真理を手帳探しでわざわざダメ押されることになろうとはな!
どちらにしようかな天の神様の(以下略)…をしてみたり、値段で決めようとしてみたり(でも同じ価格)、いっそのことまったく違う線で攻めてみたり。最終的には「手帳って…いるか?」と自問自答したりしながらも、来年の一冊を選びだした。
決め手はやっぱり中身でした。
けれど、そうはおもっても、一旦嫌気がさしたあと、どう自分のテンションを維持するかは、やはり(自分好みの)外見がものをいうのではなかろうか。
帰りの電車であらためて迷いかけたが、もう一方の候補手帳のことをすでによくおもいだせない自分に気がついた。
たぶん、わたしはしあわせだ。
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