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若葉ちゃん

「メールでのやりとりは、自分がおもっている以上に相手は意図をくみとれない」という話をきき、絵文字をちゃんと使おうとおもった。

今まではやはり照れがあって、相手の出方をみて賑やかし程度に絵文字を入れていたのだが、勇気をだして積極的に導入する構えだ。よっぽど機嫌悪いと受け取られていたに違いない現状を打破するのだ。

使うと決めてみれば、なんだか瞬く間に愛想8割増。あらー、若々しいわぁ。

しかし、考えた末に使った絵文字が却って不可解だと指摘されることも増えた。


『うがいしなあかんで(コーヒー)』ってなんやねん。


うがい→イソジン→茶色の液体→コーヒー、という意図は、なかなかくみとってもらえないらしい。

メール道は険しい。

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すごいひと

彼の偉大さは、この音楽音痴のわたしの耳にも届くくらいなのだから、相当すごいひとなんだろうな…とは以前からおもっていたのだ。


ゆうべは歌と踊りの夜で、とにかくたのしんだ。友人とライブを観に行くことになっていたので。

GREENSという音楽関係の会社の、20周年記念の催しのひとつだった。

開演を待つあいだ、他の会場で他のアーティスト達が行ったライブの映像が、ステージ上のスクリーンで流されていた。みんなうきうきしながら、映像を観たり、チラシを読んだり、記念グッズをひろげたり、おもいおもいに過ごしている。そんなほわほわムードのなか、硬派な音がホールに響き渡った。


「チャーや」
「チャー」
「チャー」
「チャー」

座席のあちこちから「チャー」という声が、静かにあがる。ほとんどのひとが無心の表情でスクリーンを見上げる。そして、なんの感想もなく、ただ

「チャーやな」

と、連れに呟いて終わった。


わたしには音楽的な知識がまるでない。たぶん感性も怪しいとおもう。

けれども、charのすごさは身をもって体験してしまった。

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ピースフルワールド

日曜日の朝は『ドラゴンボール改』という番組を観るのが、甥っ子(2歳7ヶ月)のたのしみだ。

今朝もチャンネルだけ合わせてやって、わたしは家事をしていると、嬉しそうにドラゴンボールを観ていたはずの彼が複雑な表情でまとわりついてくるではないか。

「おねぇねぇ(わたしのこと)…どっかんどっかん消すのよぅ」

(どっかんどっかん、とは『ドラゴンボール改』のオープニング曲だ)

なんで?いつもたのしみにしてるやん、とわたしが訊ねると

「りゅうちゃん…たたかいは好きくないのっ」

と泣くではないか。
なんとピースフルな2歳!しかし今更!かなり前から散々戦ってきてるのに。

テレビを消す。訳もわからず観ているとおもっていたのに、やはり色々伝わってるんだなぁ…としみじみしていると、隙ありとばかりに背中によじ登ってきた甥が、わたしの首に全体重をかけてぶら下がってきた。かすかに三途の川がみえた。

策士か。

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ゴースト

ずっと長い間、日本のウーピー・ゴールドバーグは木の実ナナしかいない!とおもいこんでいたので、樹木希林には頷きつつも、まだ腑に落ちない気もしている。

よく知らないが、キャスティングというものは決してそういうことではないのだろう。

だが次回、ウーピーの出演している他の映画がリメイクされる際には、是非ともご一考いただきたいものだ。

ただし、古谷一行と火野正平がついてくるかもしれない。わたし的にはむしろ大歓迎だ。

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世界香路の戦い

部屋に、小林製薬の芳香剤『世界香路・プルメリアの香り』を置いている。白い花がすきなのと、ハワイに憧れているからだ。

今までは、それを近所のホームセンターで購入していたのだが、ある日売り場から姿を消してしまった。

そんな…!と、近所の店を必死で探して回ると、後日スーパーマーケットの片隅でひっそりと待機しているプルメリアを発見。これで一安心、末永くここにいておくれ…そう祈っていたのだ。

が。

プルメリアを求めるひとにはまとめ買いの傾向があるのか、その陳列スペースはいつもほとんど空っぽだ。

同じくプルメリアに想いを寄せる者として、その行動はわからんでもない。もし遭遇すれば「いい匂いですよね。わたしも家中をプルメリアの香りにしたいんです」とか、語りかける用意がないわけではない(そんなわけない)。

欲しいタイミングに買えないのは哀しい。でもそれより、今回こそは生産中止なのではないかという考えが浮かんで、わたしの心は千千に乱れる。

しかし、『プルメリアの会』の面々だって同じ気持ちでまとめ買いしているのだろう。

届け、この想い。小林製薬へ!

世界香路フォーエバー!

特にプルメリア、フォーエバー!

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