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秋は別れの季節

新聞でさみしいニュースをみた。広島カープの戦力外通告の記事だ。

(話は逸れるが、戦力外って言い方はないだろう。なにかとマイルドな物言いになる昨今、もっと包んで!とおもう)

だいすきな青木勇人投手が通告されるなんて…。わたしには受け止められない事実だ。まだまだ観たいのに!

おもえば、あれは一目惚れだった。彼がマウンドに立つと試合がいぶし銀の渋いオーラに包まれた。球速のせいか、誰よりも重たい球に感じた。息をつめて見守った。念を送りながら(こわい)。
一軍登録されている時期の試合は録画して何度も観た。36番のユニフォームを着て球場に行った。そばで見たお顔は目が鋭くてちょっと怖かった。

もうあの沸き立つ気持ちを味わえないなんて。

引退されると知り、あまりにもショックで涙した。周りが爆笑するくらい、おんおんと。

こんなに現実が嫌すぎて泣いたのは、98年の天皇賞以来だ。(あの時は日が暮れるまで川で泣いた)わたしはあれ以来競馬を観ない。

素直にお疲れさまでしたとは言えない。でも、たのしませてくださってありがとうございます。

くそぅ、今夜は呑んでやる…。

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