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お土産に、“黒豆せんべい”というものをいただく。
黒豆もせんべいも、だいすきだ。うきうきして封を切ると、なかから黒豆のついた焼き菓子が現れた。
食べてみるとさくさくして、黒豆も香ばしく、とてもおいしかったのだが、釈然としない気持ちがどこかに残された。
これ…せんべいじゃない…
どちらかというと、いや、これは堂々たるサブレだ。
せんべいの定義もサブレの定義も曖昧なわたしではあるが、目を瞑って口に含んだひとの8割が「サブレでしょ」って言うとおもう。そういう仕上がりになっていた。(ちなみに残りの2割はクッキーって言うね)
世の中には、落花生のいっぱい入ったあまいせんべい(だいすき)も売られているが、あれよりもかなり洋菓子方向の味に振り切ったこの“黒豆せんべい”。見た目も細長く、ふっくらとしていてウェーブが入っており、せめてせんべいはまるくてひらべったい、というわたしの固定観念も覆してくれる。
何故せんべい? 和訳か? それとも、ご年配の方が色を5色ほどで表現するような感じで捉えればいいのだろうか。(ex.緑は青と呼び、オレンジは赤と呼ぶ)
気になる。会議で誰も「これってサブレですよね?」と発言しなかったのだろうか。
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コメント
そのお菓子は知っていると思います…名前はさておき、正直美味しかった気が。
サブレやクッキーを煎餅と呼んでしまっている事例は、確か他にもあったかと。日本語のくびきの中では、ある程度止むを得ないかと。
それはそれとして黒豆おかきは好きです。
投稿: はやかつ | 2010年7月 4日 (日) 00時12分
はやかつさん
確かに旧い小説なんかを読んでいると、外国の食べものなどに無理矢理な和訳がされてたりしますよね。
黒豆せんべい、わたしもおいしくいただきました!サブレほど甘くなく、黒豆が香ばしい。
因みに京都の湯の花温泉のお土産でした!
投稿: タキガワ | 2010年7月 7日 (水) 19時13分