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イエスマン

家族でオリンピックの女子フィギュアスケートを観ていた。

結果をみて、納得いくような…いかないような、不思議な気持ちで、とりあえずよかったねぇと家族で言い合う。

感動したねぇ。けど最高何点までいくのかねぇ。コスチュームが青かったね。ためらいなく、もの凄い真っ青を持ってきたよね。


すると、昨日やっと『バナナ』とはっきり言えるようになった甥っ子が、いちいち

「なー」
「ほんまやなー」
「そうやなー」

などと、まるで喋れる体でディスカッションに参加していた。


1歳10ヶ月の甥は、会うひとに、会話が成立している幼児に見えて驚かれるようだ。しかし、実際はあまりこちらの話は聞いていなくて、適当な相槌のスキルのみが磨かれてゆく。

近頃は、CMの女優さんにニヤニヤしたり、近所の可愛い同い年の女の子の肩を抱いて、お布団に誘ったりしていて、いろいろと不安を感じる。

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卯の花讃歌

おからを炊いたやつは、年々おいしくなる。

ちらっと食卓をみて、おからがあると「ああ、おからね。おいしいよね」と、何となくおもう。しかし、口に入れるやいなや、おからのおいしさが津波のようにわたしを襲ってくる。

なんだ!君は上回ってくるね!わたしのおいしさの予想を!

すげえうまい!

 

おからってなんだろう。

おからがおいしいということは、これまでの人生の経験で、充分身に沁みて解っていることなのに、あの人に期待させない感はなんだろう。あの落ち着いた佇まい…。

ならば、おからをもっと食べよう!とおもうのだが、実際献立を考えている時は、おからという選択肢がなかなかでてこない。

立ち上がれ、おからよ!

節約料理の嵩増し以上の実力が、君にはあるんだ。 

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