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医の道

外耳をせっけんで洗わなければいけないことを、しらなかった。

物心ついて以来、おふろあがりに綿棒でぐりぐり拭うだけで済ませていた。

正式な外耳の手入れのことは、長い間気にはかかっていたのだが、まさか洗っていいとはおもわずに今に至っていた。しかし、知り合いとの雑談で当然のように

「耳?洗うもんだよ!洗ってないの!?」

と言われてしまった。

 

ところが、耳を洗ったあとに綿棒で拭ったら、いつもよりふやけていたせいか血がでてしまった。あらら、とおもいつつも数日間拭い続けたら、腫れてきてガンガン痛くなった。

両親は病院に行け!と怒っていたが、病院嫌いのわたしはオロナインを塗った。翌朝には痛みがひいていた。

 

ほら!

オロナインとポカリスウェットとお風呂があれば、大概の症状は何とかなるのだ!

オロナインとポカリスウェットとお風呂には、医学の粋が結集されているのだ!

 

ありがとう!オロナイン!

にきびにもオロナイン!ひび・あかぎれにもオロナイン!

最初からさっさと塗れよ!オロナイン! 

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北風に吹かれて

カーディガンがすきなんだ。

 

女子力の高そうな方が好んで着るような薄手のカーディガンではなく、太めの毛糸でざくざく編まれた分厚いカーディガンだ。

冬場しか着られないような季節感で、ただ実際に真冬に着てしまうとコートが着られないほど、むちむちしたカーディガンがすきなのだ。

最近はあったか下着がたくさんあるので、全身重ねてカイロまでいれて、アウターにカーディガンを着ている。しかし、ダウンジャケットやコートの輩に「何か寒そう」と言われてしまうのだ。

ちょっと待て。

わたしだって、人生の数だけ冬を迎えているのだから、そんなに莫迦じゃない。できる限り風を通さず、なおかつ体温を無闇に衣服の外へ放熱してしまわないよう、計算し尽くした鉄壁のガードで臨んでいるさ。それに、真に寒い期間は年を越してからなの。

11月や12月の冷え込みなんて、比較的ベイビーちゃんなの!(充分凍えそうに寒いけど)

 

それとも何か。小学校の時、冬季期間中は『雪女』と呼ばれていた、この寒顔(さむがお。血の気がなく、常に凍えた表情をしていたらしい)のことを言っているのか。

 

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ナノイーのご提案

パナソニックのナノイーという商品の広告が電車に貼ってあった。美顔機なのだろう、目玉の親父のようなまるいヤツを卓上に載っけて使うものらしい。

『会社に行くのはキレイになるチャンスです』というコピーと、オフィスのデスクのイラストがついており、 ※上司の許可をとってね という注意書きもある。

 

よいのだろうか。

 

会社のデスクの上で堂々と美容に勤しんでもよいのだろうか。

 

わたしが訊きたいのは、上司の評価やビジネスマナーや大人の常識云々の話ではなくて、「君は会社での出会いをそんなに簡単にあきらめてもいいのか?!」という一点だ。

現時点でパッとしたひとがいなかったとて、同僚の知り合いという手も残っているかもしれないし、異動や入社で出会っちゃうかもしれない。意中のひとがすでに社外にいたとしても、噂(仕事中に美顔)が人伝いに彼まで届いてしまうかもしれない。『ベーコン数』って識ってるか?

男と女のことはどうなるか解んないからね~、と、わたしの周りのおば様方はよく仰せになっている。人生の先輩が解らないそうですよ!

ってことは、無事に出会えるかどうかも解らない…ということも含んでいるのかもしれないが。

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