運命のひと
よいことにも、わるいことにも、『運命?』と言ってしまって、スピリチュアルアレルギーの友人によく叱られる。口にだすほど、実はなんともおもっていなかったりするのだが。
ただ、テレビでお笑い芸人のライセンス藤原さんをみるたびに、気持ちがモヤモヤモヤモヤするのはどうしたことか…なにかの天啓か?とずっと考えていた。
お顔といい、お声といい、かなり慣れ親しんだ感じにしっくり馴染む。昔、心斎橋筋2丁目劇場でみていた?いや、そんなレベルじゃない。現在形での親近感だ。
そう不思議におもっていた、今日この頃。謎が解けた。
わたしが月に一度は観てしまう映画『ジョゼと虎と魚たち』で、恒夫にシバかれてた後輩だ!
そういえば、ふらふら道を歩いていると、男のひとと目が合った。じーっとみつめあった末、無言のままで別れたが、なんだかチャラチャラしたひとで、全然まったくタイプじゃないのに、気がつけばずっと彼のことを考えていた。
運命なんかじゃありませんように…そんな立場じゃないですが、多少選ぶ権利も欲しいです神様…と心配していたが、昔働いていたところに出入りしていた業者さんだ!ということにおもいあたって、胸を撫で下ろす。
当時、お店のかわいい女の子との仲をとりもってくれ、としょっちゅう手紙を託されていたのだった。面倒くせぇな、オイ…という気持ちが顔にでていたせいか、わたしたちが打ち解ける気配はまるでなかった。
わるいことをしたと、今ではおもっている。
でも、やっぱり、面倒くさい。
| 固定リンク
「日々のこと」カテゴリの記事
- 夏のおもいで3 おたきさん(2015.10.25)
- 夏のおもいで2 時限装置(2015.10.22)
- 夏のおもいで1 モロヘイヤ(2015.10.20)
- コミット(2015.07.20)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント