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運命のひと

よいことにも、わるいことにも、『運命?』と言ってしまって、スピリチュアルアレルギーの友人によく叱られる。口にだすほど、実はなんともおもっていなかったりするのだが。

ただ、テレビでお笑い芸人のライセンス藤原さんをみるたびに、気持ちがモヤモヤモヤモヤするのはどうしたことか…なにかの天啓か?とずっと考えていた。

お顔といい、お声といい、かなり慣れ親しんだ感じにしっくり馴染む。昔、心斎橋筋2丁目劇場でみていた?いや、そんなレベルじゃない。現在形での親近感だ。

そう不思議におもっていた、今日この頃。謎が解けた。

わたしが月に一度は観てしまう映画『ジョゼと虎と魚たち』で、恒夫にシバかれてた後輩だ!

 

そういえば、ふらふら道を歩いていると、男のひとと目が合った。じーっとみつめあった末、無言のままで別れたが、なんだかチャラチャラしたひとで、全然まったくタイプじゃないのに、気がつけばずっと彼のことを考えていた。

運命なんかじゃありませんように…そんな立場じゃないですが、多少選ぶ権利も欲しいです神様…と心配していたが、昔働いていたところに出入りしていた業者さんだ!ということにおもいあたって、胸を撫で下ろす。

当時、お店のかわいい女の子との仲をとりもってくれ、としょっちゅう手紙を託されていたのだった。面倒くせぇな、オイ…という気持ちが顔にでていたせいか、わたしたちが打ち解ける気配はまるでなかった。

わるいことをしたと、今ではおもっている。

でも、やっぱり、面倒くさい。

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