その日は、超短編を書く皆様と大阪でお会いする約束になっていた。
ところが、家をでる時間にバタバタしてしまい、絶対に乗らなければいけない電車を逃してしまう。
これはまずいぞ。
こんな若輩者のわたしが、大先輩の方々をお待たせするとは失礼千万。
もしかすると熱意で間に合うかも…と奇跡を待ったが、もちろんそんなことはなく、観念して幹事の春名さんにメールをした。
『すみません。遅れますので、皆さんで先にお店へ向かってください』
10分遅れで待ち合わせ場所へ到着。みんなはいない。もう一度メールを入れる。
『待ち合わせ場所に着きましたが、お店へ行ってもいいですか』
しかし、10分ほど待ってみても、返事がこない。怒ってる?怒ってらっしゃるの?タキガワなんぞ、来なくてよし!か。タキガワが来ても、みんな無視だよ!となっていたらどうしよう。※
どうか電波のせいですように…。とお祈りしながらタクシーをつかまえる。行き先を告げ、やれやれ…とおもったら、春名さんからのメールが来た。
『今日じゃないですよ!(明日です!)』
ええええええええ!まじで!
慌ててタクシーを停めてもらい、力なく歩いて戻る。もうこうなったら、お店に24時間前から陣取って
「もう~、みんな遅いぞ~!(コラ!)」
とか言わなければいけないんじゃないか、これがチャンスの女神の前髪なんじゃないか。でも、それはムチャ振りすぎるよ、かみさま!
結局、春名さんが来てくださって、ごはんをふたりで食べて帰りました。
春名さん、ありがとう。春名さんが困ったときには力になれるよう頑張ろう。でも、お金のこと以外でお願いします。あ、でも電車賃くらいなら、なんとか。
※ 超短編界に、そんな小学生みたいなひとはいません。
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