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でかいアリ

特に外出の予定のない日は、朝夕散歩にでることにしている。

だいたいおなじ場所で、アスファルトの上をさかさか歩いている様子が5・6メートル先から解るほど、大きい蟻にいつもでくわす。すごくでかいといっても、所詮蟻だが、体長1センチは優に超える。はじめて会ったときはかなり盛り上がった。

あまりに一匹だけ大きく目立つので、行方を追いかけるうちに、彼の巣穴までつきとめてしまう。

なので最近は、巣穴のそばで彼を待つことにしていたのだが、わたしの散歩のタイミングと彼のシフトがなかなか合わなくなってきた。

たまに近くの芝生で仕事している彼を見かけることもあるので、多分元気にしているのだろう。彼はだいたい5匹前後のグループで行動しているので、邪魔をするのも気が引ける。

いつも家のまえでボサッと突っ立ってるくらいなら、差し入れのひとつでも持って来いよ!気のきかねぇオンナだな!とおもわれているのだろうか。

あなたは何がすきなの?

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ひやひやひやの

左のまぶたが腫れている。

一瞬、人生初のモノモライかとおもったが、触ってみてもごりっとした感覚がないので、虫さされかもしれない。

しかし、疲れがたまってもいるし、甥(1歳2ヶ月)を抱っこしていた時に、積み木の角でチカラいっっぱい目を狙われたせいかもしれないし、わたしがうとうとした隙に、甥がわたしの顔面にアイアンクローを決めてきたことが原因かもしれない。

 

80%くらい、甥のせいにしようとしています。

 

所詮こどもの精一杯のパワーなんて、たかが知れてるだろうよ…とおもわれる方もいるだろう。そして、個体や性別によっても違いがあるのは承知しているつもりだが、わたしの甥はじゃれつくにも不快感をあらわすにも、その上無意識の瞬間にも、わたしたちの急所(目・人中・のど・鎖骨・腹部など)を予想外の怪力で狙う。

しかも、さすがチャイルド。あいつ(ら)は、オトナも揺らぎやすい生命体である…ということをまるで頭に入れていない。9キロの自重をフルに使って向かってくる。うすい爪や小さな手足で重さを一点に集めてくるのだ。

そしてその甥だが、最近うれしい時や怒っている時に、江頭2:50のようなポーズを決める。(表情も一緒)

あらまぁ、感情がほとばしっているのかい?と温かく見守っていた、わたしと妹だったが、うちの両親は「癇の虫やな」と言って、ヒヤキオーガンを飲ませろ、という。

ヒヤキオーガン…。こどもの頃観たCMの影響で、なんだか得体の知れない怖さを感じる薬。

実物は見たことがないが、昔は製菓材料のアラザンでドキドキしていた。目にするたびに、あかちゃん夜泣きで困ったな…癇虫乳吐き弱ったな…という歌が巡り巡る。

アラザンはまだ売っているのか?わたしが小学生の時は、アラザンをトッピングしたお菓子が、オトナっぽいお洒落なモテ系とされていたのだが。

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生存確認

友人から、ここを更新していないと、わたしが生きているのか死んでいるのか解らない…という声があったのです。すみません。いろいろあって、でも元気です。

いろいろ…のなかには、妹一家のたびたびの長期滞在も含まれている。もう、これは同居の域に達しているのではなかろうか。

さて、突然のようだが、甥(1歳2ヶ月)は緑色がすきだ。外にでれば葉っぱや木ばかりをみているし、緑色の本があると目敏くみつけて、ひっぱりだしている。

わたしの携帯電話も緑色で、特にわたしは携帯電話を携帯しないタイプの人間なので、ほったらかしにしては、しょっちゅう甥にかじられている。

携帯電話が隠されていることもよくあり、今朝おもいだして「あー、わたしの携帯電話どこにいったんだろう?」と探してみた。

すると、居間のDVDケースの裏の隙間に1本のバナナと一緒にねじ込まれていた。

DVDケースの裏は嵌め殺しの窓になっていて、日光がふんだんに注ぐ。あつあつだよ!

 

抹茶色ケイタイ~完熟バナナのマッシュを添えて~

 

携帯電話の後処理はともかくとして、絨毯とDVDケースの片付けが泣けるほど面倒だったので、バナナはもっと高いところに置くべきだとおもう。

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自己評価★★☆

フンフンとうたを歌いながら洗濯物たたみをしていたら、和室に通りがかった父が言った。

「何?何て?」

何も言ってないよー、と答えると、父は納得いかない顔をしつつもビールを取りに台所へ向かった。

そのままはなうたを続けていると、母が靴下を履きにやって来た。しばらくおなじ色の靴下の左右を選り分けていたが、キッ!と手を止めてわたしをみた。

「何やの!言いたいことあるんやったら、言いや!」

 

そんなに外れてないでしょう…。

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なみのまにまに

涙もろくなった。

ドラマを観ていて『ぉう…っく…ん…ぁぁぁ~』という音がした。何だ?とおもったら自分が歯を食いしばって泣いていた。

かなしいとか、さみしいとか、なにかを知覚するまえに涙がでている感じだ。

うちの甥っ子は月の3分の1くらいは、タキガワ家に滞在している。妹が休むためだ(週休2日制か?)。

昼下がり、その甥がおやつにマフィンを食べていた。後ろからその襟足をみていると、よくぞうちに生まれてきてくれたね…(いや、彼はうちのこではないんだけど)と、泣けて泣けて仕方がなかった。

そのこどもの母である妹は、かるた漫画を読んで泣いていた。

 

大変な環境に生まれてきたこどもだ。


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突撃ふたたび

呑気に洗濯していたら、小学校から高校まで一緒の友人から電話があり、今から友人の家に行くことにしたから一緒に来いという。

ややこしいか。要するに、小学校からの友人・ルミちゃんが「今からエイちゃん家に行くことにしたから、一緒に行こう」と言ったのだ。

ちなみに、エイちゃんはわたしたちの高校時代からの友人で、昨日の日記でわたしが突然押しかけていたのもエイちゃん家だ。

連日友人達が突撃する家。エイちゃんは表立っては何も言わなかったが、せめて1日にまとめて来てくれよ…と嘆息していたであろう。

わたしとしても心苦しかったので、遠慮しようかともおもったが、ルミちゃんはありえないくらいドラマティックに奔放に生きている女性なので、面白い話が聞けるな、と、便乗した。彼女は意外にも、まったく恋愛体質ではないので、話がキナくさくなることもあるまい。

ところがところが。今回は健康(及び妊娠)の話2割、その他3割、残りはいかにもワイドショーに取り上げられそうなネタと、それにまつわる不動産売買の話題…と前回にも増して、もうもうと煙がたちこめることとなった。へビィすぎだ。

わたしは昔から、何を描いても書いても、一言めには『ドラマティックさに欠ける』との評価をいただくことばかりだ。しかし、彼女らのようなひとをみていると、そりゃそうだよ、という気がする。わたしの人生自体にドラマの要素が微塵も感じられない。

それを今更どう補ってゆけばいいのか。改名するか。いっそのこと『タキガワ・ドラマティック』と名乗ってやろうか。

ドラマティック?足りてますけど!!

 

エイちゃん家は、からあげと中華丼で晩ごはんにするそうです。

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突撃!友達のばんごはん

何だか最近の話題といえば、家族か甥っ子のことばかりなので、さぞかし皆様退屈されているであろう。いっちょ、アクティブなことでもすっかー、とおもい、突然高校の頃からの友達の家へ行った。

気の毒だが、確実に家にいそうな友達をおもいつかなかったのと(彼女はご懐妊中で家にいる)、きっと怒らないという予想のもとのチョイスだ。

本当は、ヨネスケばりにしゃもじ片手にごはんを食べに行こうとしていたのだが、それだと友達の旦那さんに会うことになる。嫁の交友関係に不信感を抱かせるわけにはいかないので、止めた。

 

何でおまえの友達に、ヨネスケがいるんだよ!

 

まぁ、彼女は色々おもしろエピソードのあるひとなので、行けば何かしらネタもあろう…。

しかし、意に反して話はキナくさくなり、女の軍略会議風に!

当然、人様にお聞かせすることも出来ず、しかも帰りに寄った地元の有名ベーカリーに傘を忘れ、自宅に着いてからまた取りに戻るという、何てことない普通の日(ちょっと嫌め)になった。

ちなみに彼女のうちの晩ごはんは、鯖の焼いたんと麻婆豆腐。野菜は?と訊くと、サラダでもしよかな…とのことでした。

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冷やし中華はじめました

冷やし中華のある国に生まれてよかった。

毎年そうおもっているのだが、今年は何故か特に強く、それを感じる。わたしはラーメン部に所属していたりするが、実はラーメンにはそこそこの情熱しか持っていない(支那そばっぽいのはべつ)。

冷やし中華!ラーメン屋さんは断然、冷やし中華屋さんだ。

エブリタイム冷やし中華、という気持ちも少しはあるが、それはそれ。冷やし中華を愛する気持ちは、冷やし中華の季節を待ち望む気持ちとセットになっているから致し方ない。そこも含めての冷やし中華。

冷やし中華という名称も、最高ではないか。まるで小林製薬が一枚かんでいるかのような、直球系ネーミング。

何だか近頃、つけ麺つけ麺と噂になっていて、もしかしたらみんな、冷やし中華はもういらないとおもってる?季節メニューをいいことに、どさくさに紛れてなきものにしようとしてる?と、心配していたのだ。

でも今年もまた、はじまった。近所のラーメン屋さんにでてた。

よかったね、冷やし中華。

そういえば、『山』と言えば『川』と答えるような合言葉を、高校生の頃に友人と作っていたのだが、それが『冷やし中華』『クラムチャウダー』というものだった。しかし、一体どういう時に使用していたのか、まったくおもいだせない。

ちなみに、隠密行動の指令を受けたようなことは、生涯一度もない。

もしかして、すでに記憶を消されているのか。

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