若気の至り
CD屋さんの前を通ったら、入口にDREAMS COME TRUEのポスターが貼ってあり、でっかい太字で「ドリってる?」って書いてあった。
あれは何年前のことだったろう。ドリカムのドキュメンタリーをテレビで観たとき、メンバーの2人が、ドリカムと言わず、ドリと言っていた。
「ドリの音楽は…」といったような用法だ。
そのときに、少し嫌な予感はしていたが、そうかー“ドリカム”っていくら縮めても毎日触れ合ってるひとたちとしては、もっと縮めたいのかもしれない…とおもうことにした。
だが、やはりそうではなかったようだ。堂々の「これからはドリって呼んで」パターンだったのだ。
高校生の頃、中学時代から遊んでいた友人が藪から棒に「今日からマキって下の名前で呼んで!」と発言していたことがあった。しかも、卒業数週間前に。
当時、今の5倍くらい性格が悪かったわたしは、それでも彼女を従来の愛称で呼び続けたまま卒業を迎えた。
きっちょん!きっちょん!
今おもえば、なんでそんな面倒なおもしろがりをしていたのか。よっぽど気力と体力が有り余っていたに違いない。事なかれ主義というコトバを知ってるか?
あれから早幾年。もういい年をしたおとななんだから、わたしも素直に「ドリ」と呼んでいこうとおもう。
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