ちゃんとした人
サンマルクカフェでゆず茶をのんでいた。
近くに若い僧侶が座って、食事をしていた。
アイスコーヒーと、ピザ風のパンとチョコクロと生クリームのすこしかかったチョコレートケーキ。彼のテーブルにところ狭しと並んでいる。
僧侶は、それぞれを順番に均等に口に運んでゆく。わたしは「三角食べ」が出来ない質で、いつまでも味噌汁が手付かずで残っていたり、気がつけばひとつのおかずでお腹がいっぱいだったりする。なので、三角食べの出来るひとはかなり上位で尊敬しているのだ。
彼は、ピザパンをほおばり、チョコクロを齧り、コーヒーをごくりとやってケーキを食べた。
そこでわたしはちょっとした違和感を持った。
ケーキはデザートだから、そこまで三角にする必要はないんじゃないか?
自分が充分三角素人であることは自覚している。小1の時点で挫折してるしな。でも、この場合はピザパンとチョコクロとコーヒーを片付けたあとに、ケーキじゃない?(チョコクロはグレーゾーンではあるけれども、ピザと同じ皿に載っていたため、今回はピザの仲間とする)
ケーキのときにコーヒーがないと、口の中がぱさぱさだ…というのなら、コーヒーを少し加減しておけばよいではないか。それじゃ、三角的には気持ちわるいのか?
解らない。解らないよ!三角のひとの考え方が!
わたしの食事の際に飲みものがなくても一向に平気、というところも関係しているのだろうか。
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