そこまで強い結びつきのある間柄じゃなかったけれど、もういちど会ってお話がしたいなぁ…とおもうひとって、どれくらいいますか。
①がきちゃん
がきちゃんは、中学のテニス部が一緒だった。クラブ外では、お互い別の付き合いがあったし、高校が離れてしまったので会えなくなった。おもに文化面でかなり信頼できるセンスをしていて、憧れというか、もはや恋に近い感情を持っていた気がする。
クラブの鬼顧問に「その鬱陶しい前髪切って来い!」と怒られ、その場で切り落とす漢気をもつ。かっくいい~。
高校のとき、近所の本屋で再会したきり。地味めな女子だったがきちゃんは、その時とっても大人っぽい綺麗なおねえさんになっていた。それを見て「がきちゃん!何かスレたな!」と言った田舎もんのわたし…。あの時はすまん。
②アマミ先生(仮名)
高校1年の時の担任。歴史担当。
先日、高1からの友人あかねちゃんのおじい様がお亡くなりになり、夜伽をしに行った。わたしが「そういえば、アマミ先生との2者面談の時、わたしは素直に物事を斜め下から見ている…と初めて言われたよ」という話をした。するとあかねちゃんは、「そう!私とあんたの関係性を正しく理解していたのはあの先生だけやったわ!」とエキサイトしていた。(あかねちゃんは、問題児?だとおもわれがち)
昔から素直で従順でおとなしいと言われ続けた、そのおもい込みに一石を投じた先生だ。
恩師というわけではないが、黙って授業を受けてただけのわたしのどこが、そうおもわせたのかお聞きしたい。
でもこの先生はダジャレばっかり言ってたんですけどね。
③サワキ先生(仮名)
高校2年の時の担任。歴史、政経、哲学担当。
哲学の授業の時、「親友とは」「幸福とは」という定義を述べる際に、何故わたしの目ばかりをじっと見て語ってらしたのか。その理由を知りたい。
もしかして、わたしの人生を左右するほどの金言が?(でも内容わすれた)
そして当時塞ぎこみがちだったわたしを心配しての、母の「いじめられてるんじゃ…?」の質問に爆笑したのはなぜか。いじめられるタマじゃねーよ、ってことですか?それとも他に何か気付いていたのか?当時、人生最大の片想い中だったことは、あかねちゃんも知りません。
なかなかコクのある方でしたが、すきなひとを追いかけて外国へ行ってしまったとのこと。ほんとか?
今の学生さんたちは、メールがあっていいなーとおもう。うすく繋がっておくのに、メールって最適なツールだ。
あの頃、教室の中には見つめるだけで精一杯(おなかいっぱい?)な濃い面白いひとがいっぱいいたけど、みんな元気なのかなー。しあわせが多いといいね。
わたしが会いたいあの頃の人達にはもう会えないわけだけど、あの頃を経た人達を見かけてもがっかりしない程度に、みんなそれなりに素敵に生きててほしい。
そして自分は棚上げです。
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