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タキガワと3人のおっさん

少し遠出をした。

待ち合わせ場所に向かう電車のなか。停車駅でドアが開き、わたしが腰掛けているあたりには3人のおじさんが座った。

対面式の座席の左隣におじさんA、向かって左におじさんB、そして真向かいにおじさんC。

「ふぁぁあぁぁあ!」

電車が発車すると同時に奇声を発するおじさんA。一瞬詩吟かとおもったが、そのわりには甲高すぎる。

そしてふと正面を向くと、おじさんCが明らかに電車の揺れとは違うリズムを刻んでいる。その昔、『まじかるバナナ(番組名わすれた)』で山咲千里が見せていたような体の揺れ。マリオネット的な。

揺れるおじさんCに押されているおじさんBは、なんてかわいそうなのだろう。だが、おじさんBは何故か食い入るようにわたしを見つめていた。何ならちょっと怒ってる?くらいの視線の強さ。きまずいぞ。

うららかなローカル電車に運ばれながら、春なんだなぁ…としみじみする。

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変化の顛末

先日、パソコンを起動させるたびに、DVDとかをのっけるお皿がでてきてしまう話を書いた。

今日はでてこねーな、とよくよく見たら、セロテープできっちり留めてあった。父…。

 

最近、父は何か工夫をしたくてしょうがないらしい。家の木製品という木製品(テーブルとかお盆とか)の色を変えまくっている。家に帰れば、何かの色が塗料で微妙にくらくなっている。わたしと母は、あかるい木の色がすきなのに。

わたしの大切にしている曲げわっぱのお弁当箱にも、漆を塗ろうとする。

いっそペンキ屋さんになればいいとおもう。

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