流浪
オハヨー乳業の「赤のたっぷり果実とヨーグルト」がどこに行っても売ってない。
お昼ごはんのデザートにたべるのを楽しみにしていたのに、ここ数日姿を見ない。
「赤のたっぷり果実とヨーグルト」はざくろやいちじくやりんごなど、赤い果物をいろいろ混ぜ込んだヨーグルトだ。あまり安くはなかったけれど、お弁当を拵えてお昼代を節約しては買っていた。
わたしは果物入りのヨーグルトといえば、オハヨー乳業だとおもう。まぁ、その時々でお気に入りのヨーグルトがダノンだったりすることも実はあるのだが、本当に心摑まれるヨーグルトは大抵オハヨー乳業だ。しょっちゅう買っては、オハヨーに貢献しているつもりでいるのに、愛する商品に限って店頭から姿を消す。
10年近く前、やはりオハヨーからでた「日本の味覚ヨーグルト」に、わたしは魅了されていた。
柿やすももや枇杷などがはいったヨーグルト界の貴公子。いちごやブルーベリーに挟まれて、ややいぶし銀的なオーラを纏っていたあいつ。
そんなあいつの発売される秋を、わたしは心待ちにしていた、のに。
3年ほどは順調に毎秋販売されていたようにおもう。しかし、その後名前を変え(配合の秋の果物数がここで減らされていた)、そしてわたしはあいつのいない秋をいくつもやり過ごしてきた。
何故、定番化しないんだろう。みんなもっとヨーグルトをたべようよ!季節ものだというのなら仕方ないけれど、来年もだしてよ!
みんながみんな、去年のことなんかわすれてしまっているかというと、そんなことはないんだ。
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