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2本、揃えてたてた線香の煙がほそく立ちのぼる。
とるとると真っすぐ、たまに波打つ。不意に薄く途切れる。ひとすじの白い匂い。
高く伸びたそれは、君のかたちにまるく沿う。
総てが尽きてしまうまで、目をそらさずに見てた。
2006年8月14日 (月) 超短編 | 固定リンク Tweet
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