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ゴージャスに馴染む

先日、ちょっとした用事があってホテルに行った。緊張した。今までに、わたしの生活に在った「ホテル」といえば、日光金谷ホテルのピーナツバターとか、帝国ホテルのマーガリンくらいのものだった。なんで食パン関係?

そんなわたしが潜入。かつてありえない乗り越え方だ!と自分でおもった。

ドアマンに止められることは勿論なく、接客してくださった方は物腰やわらかで、長ランのような上着をお召しになっていた。

この快挙に調子に乗ったわたしは、友人とホテルでランチを計画中だ。

下界を見下ろしながら、「おとなになってよかった、っておもえる体験って大事よね…」とか自分にご褒美な発言をしてみたい。(ランチで)

決して「ねーねー、靴のまま絨毯の上を歩くのって、保健室のベッドでくつしたはいたまま寝る感覚と似てるよな!」とか大きい声で言ったりしない。

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