ローテーション
中学校のときの英語の時間、クラスの男子が「先生!その小豆色の服、似合うね!」と言った。
びっくりした。確かにそのツーピースは先生に似合っていないことはなかったけれど、風呂敷っぽい生地で、デザインも独創的な雰囲気だったから。
先生は、もう・・・と少し恥ずかしそうだ。
それからというもの、先生は3日に一回くらいの勢いでその服を着るようになった。それどころか、他にも似たような素材、デザインのワードローブが増えていった。
なぜ今、こんなことをおもいだしたのか。それはこの間、職場のひとに「ムラサキが似合うなぁ!」と褒められたからだ。以来、どのくらいのペースでムラサキを身につけるのが自然なのか、悩んでいる。
あの男子の罪は重い。
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