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才能

家族で旗の話をする。

日本の国旗は幼稚園児にでも描けそうなくらいシンプルなものだ。でも世界にはなんて複雑な図案の旗の多いことだろう。

アメリカ合衆国の多少細かい旗なら、星の数が知識として頭にあればいい。あとは根気がカバーする。問題は、たとえばスペインとかメキシコとかちょっと装飾的な紋章が織り込まれている場合だ。

あの紋章の部分を的確にあらわすには、個人の画才に依るところが大きいとおもう。それとも、ひとが生まれて母国語をマスターするのと同じように、その風土で育てばちょろくなるものなのだろうか。環境ってそこまでのもの?

もしかすると、ややこしい旗の国の人々は、旗の絵を描くという行為を避けて避けて生きているのかもしれない。心配だ。そんな彼らが道端で、テレビカメラを向けられでもしたら…!

「すいませーん、あなたの国の旗を描いてくださーい!」

大体はわかってる。地の部分が三つに分かれてて、上下が赤で、真ん中が黄色なんだよね。で、ちょっと左寄りでアレ(紋章)だよ。…ああ!何てことだ!見ればすぐに解るんだけどなぁ!当然だろう?自分の国のなんだからさ!

ああよかった、日本人で。スリランカとか、ブータン王国とか、トルクメニスタンに生まれおちていたら、悩みが確実に増えているところだった。

来世も描きやすい旗の国に生まれますように。

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